2012年4月28日土曜日

スピーカーの寿命

スピーカーの寿命

約40年前にパイオニアの2wayスピーカー(中低音:20cm、高音:5cmコーン型)を買い、未だに使っています。磁力の低下やコーンのへたり等で音質も大分劣化していると思うのですが、他のスピーカと比べて聞いているわけではないので、良く分かりません。一般的には、音質を考えた場合、スピーカーはどの位の期間使えるものですか。







過入力での断線を除けば、スピーカーの寿命でもっとも先に駄目になるのは、ウーファーのエッジ(コーンの外周部にあり、フレームへの振動伝達を遮断する部品)でしょう。寿命部品として典型的な部品です。ウレタンゴムと使いましたので紫外線などで弾力を失うのです。古いスピーカーはまずこれがへたったり、ボロボロになっているものを何度も見ました。

つぎにウーファーのボイスコイル当たりでガサゴソノイズを出します。エッジがヘタッて、中心保持しにくくなり、偏芯してボイスコイルが磁気回路空隙にこすってしまう故障です。

それ以外はネットワーク回路のコンデンサでしょうが、容量抜けなどがありますがこれは症状がわかりにくく、実際には故障と認識されないでしょう。なおコイルはほぼ永久に故障しません。



故障とはちょっと違うのですが、入力端子の酸化などによる接触不良はよくあります。これは磨けば一応直ります。

さらに磁石も少しづつ、磁束が低下しているものですが、故障と認識されるのはないでしょう。



時間経過とともに静かに性能は低下していますが故障だと認識されない場合が多いのも事実です。発熱するアンプや、回転モノ(CDやテープデッキ)などに比べ、故障率は2桁ぐらい低いものです。



40年前のパイオニアスピーカーで20cm+5cmだとすると、エッジはクロスエッジでしょう。音質的にはダンパー(コーンの後ろで前後運動を支え、中心保持するもの)が柔らかくなっていますから、低域がでやすくなります。というか磁石が磁束密度低下とあいまってボワボワの低音になっている可能性があります。ツィーターはコーンの吸湿などでヤング率が低下し、高音の再生限界が下がっている可能性もあります。



私は1985年製のスピーカーをウーファーエッジ張替え、ネットワーク交換(自作)でまだ現役で使っています。








エッジもですがネットワークのコイル類がもうダメでしょう。

電器製品は10年が目安じゃあないですか?

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