アイススケートを始めて3年になる大人です。今は色々なエッジや一回転ジャンプなどを練習しています。
今の最大の問題は、、、スピンが出来ない!ということです。2本足、一本足、バックスピンは出来るようになったの
ですが、スクラッチスピンだけは何故か出来ません。軸外れは当たり前。いろいろアドバイスも受けてトライしますが、出来た!と思った次の練習日にはまたまたバランスが上手く取れず、出来ません。
練習のみ、と思ってたくさん練習するのですが、何だか練習すればする程変になっているような気がします。
何かいいアドバイスを。。。。よろしくお願いします。
コンパルソリー(フォアアウト・フォアイン・バックアウト・バックインでのサークル)と円クロス(特にバッククロス)が不足しているのであれば、こちらをまず徹底して練習してみては如何でしょう?
スピンの軸をとるためには、やはり前提として”正確にエッジに乗れること”が必要になると思います。
そこがある程度しっかりしてきましたら・・・。
あとはバックスクラッチの練習をひたすら繰り返すだけで自然とできるようになるのではと思います。
以下、私なりのコツのようなものをちょっと紹介させて頂きますね。
●基本的には通常の(左足の)スタンドスピンと同様の部分に気をつけます。背筋・脱力・目線・腕や脚のポジション…などですね。
●脚をまだ開いて回っている状態がありますよね?(左脚をまだ閉じていない状態) 本当はあの時点で右バックアウトで回れれば一番良いのですが、これを”右フォアインの踵側”を軸にして回ることで安定することがあります。そこから左脚を閉じると回転速度が上がるわけですが、この時、自然と右バックアウトに乗る位置が変わりますので、問題ありません。トップクラスの選手の実際の演技でも、このように右フォアイン→右バックアウトとなっているバックスクラッチを見かけたりしますね。
●バックスクラッチスピンの入り方は、ご存知のように右フォアインに深く乗って入ります。この右フォアインの乗りが甘いと、スリーターンをするような状態でスピンに入ってしまい、軸が移動しがちになるのではないかと思います。この右フォアインの乗りを鍛えるためには、”右フォアインで(コンパルソリーの)ループを描く練習をする”というのが効果的です。
●上で述べた右フォアインの乗りは、最初は右膝をしっかり曲げてじっくり乗る・じっくり立ち上がる感じにするのが良いのではないでしょうか? バックスクラッチを練習したての方でこれが守れていない方をよく見かけます。立つのが早すぎる(右膝を伸ばすタイミング・伸ばす速度が早すぎる)という感じでしょうか?
●右フォアインから右膝を伸ばして立ち上がるときは、フリーレッグ(左脚)をハンマー投げのハンマーのように見立て、それを振り回すようなイメージでフリーレッグを扱うと、立ち上がったときに十分な遠心力を確保できている状態になると思います。この遠心力が確保できていないと、上で述べた”自然と右バックアウトに乗る位置が変わります”というのも上手くいかないんじゃないかと思います。
●軸をしっかり感じ取れるようになればいい感じだと思います。腹筋や背筋がありますと安定しやすいでしょうか? 自分では真っ直ぐ背骨を伸ばしているつもりでも、実は後ろに反っくり返っていることがよくあったりしますので、ややお腹を引っ込めるような感じにすると良いかも知れません。自分が思うよりも軸はやや前方にあると意識すると良いかもです。
その他、実際に見てみないと分からない部分も多いので、上手な方に見てもらいながらやるのが良いと思います。
頑張って下さいね。
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