2012年4月30日月曜日

石膏ボードのエッジについて

石膏ボードのエッジについて

現在、マイホームを建設中ですが、使用している石膏ボードのエッジはV字状のベベルエッジとフラットタイプのスクェアエッジを使用しております。

ほとんどがスクエアエッジを使用しており、ところどころ(余った材料だと思われます)壁中央にベベルエッジを使用していることを確認しました。

そこで数点質問がございます。



①石膏ボードのメジャーなホームページにおいて、継ぎ目部のパテ処理等を考慮し、

使用する材料はスクエアエッジが主流と記載されておりました。

クロスの延命を考えた場合、どちらの材料を使用することが一般的なのでしょうか。

(建築工事共通仕様書、設計基準等に記載されている参考文献等をご紹介頂けましたら幸甚です。)



②余ったベベルエッジをスクェアエッジ(片方がV形で片方がフラット)と組み合わせに問題はないでしょうか。



③スクェアエッジの継ぎ目処理方法は一般的にどのような処理を行うのでしょうか。



④柱部に張った石膏ボードが資材搬入等で角が複数破損しておりました。

補修等の予定は聞いておりませんが、このような場合、一般的にやり直しを求めても過剰請求ではないでしょうか。



⑤石膏ボードが段ボール箱にガムテープを張り剥がした後のように表面が破れていた(2割程度/枚)場合、

クロスに影響を与えるでしょうか。





よろしくお願いします。







ん~。仕様書等をカンニングしても写すだけだから経験談を。



①経験上、クロス仕上げの場合はベベルで施工してきました。

②問題ないと思いますが。

③通常の塗り仕上げならパテ処理のみ、慎重にしたかったらカンレシャを入れてパテ処理。ただ、そこだけ厚みがでます。

スクエアだとどうしても板が踊りたがるので段差付きやすいですよ。そのためベベルにして段差を少なくするのです。

なので、スクエアといえども、気の利いた職人であれば少しエッジを落とすでしょうね。

④大きく破損していれば交換を要求してください。通常、角が潰れた程度であれば使用しますね。

経験上、3cm×3cm以上では補修(ま、パテで埋めるんですが)が無理なので使用しません。

角つぶす程度の職人はあまり腕が良くないですね。

⑤表面の紙がはがれたくらいであればクロス貼るまえにクロス屋がパテ処理して補修してくれます。問題ありません。





新築マイホームいいですね。

もう仕上げの段階のようでワクワクでしょう。

じつは建築物ってけっこう「逃げ」の塊のようなものですので(悪い意味の逃げるではないです)、帳尻合わせられるんですよ。

あまり細かく見てもしょうがないですよ。

って、安いモノではないから気になりますよね・・・。



と、まぁ、現場監督からの回答でした(^^








完成間近でこういった内容の疑問を建築主が抱くということは、工事にあたって、準拠する仕様書の規定がないのではないかと想像します。規定があるか、設計図の1ページめをじっくり読んでみてください。契約時にこれを確認できればベストなのですが。

規定されていなければ、他の工事に適用された基準や、法定基準より厳しい基準をみることはあまり意味はありません。



お金の面も見ておきましょう。工事の契約内訳書に「養生」の項目がないなら、ご質問の4・5は、補修だけで済ますのは契約的に正当です。補修であきらめましょう。



ケンカをするのでなく、冷静に、どうして養生しなかったのか、表面紙がめくれたボードを使うのはなぜか、など事実を確認するべきだと思います。そして、変だと思ったら素人なりの素朴な疑問として先方に質問し、納得がいくまで説明してもらいましょう。説明できないのは知識不足か他の事情を隠していると理解できます。



1 ご覧になったのは吉野石膏さんのホームページでしょうか?トップページの「工法紹介」において、継目処理をする場合は、一般にベベルかテーパーである旨の記述があります。

ホテルなど遮音を考慮する場合は、ボードジョイントにシーラント処理(遮音シールといいます)を施工するので、捨て張りもベベルボードにします。

ジョイント処理は、ガラス繊維の布テープ(クロステープとかファイバーテープと言います)を貼って、クロス用パテを施工します。厚みがない(薄い)無機質クロスの場合は、テーパーボードを使用しないと、継ぎ目の凹凸がクロス貼り後にも見えます。



2 美しく仕上げるつもりなら、スクエア+ベベルなどという使い方はしません。が、これが原因で耐震性が低下するなど、機能を損なうことはありません。

地震時に、ボード継ぎ目の位置でクロスにしわやひび割れが発生する程度で、内装工事の質がいまいちだということが誰の目にもわかるだけです。



3 スクエア(一般に平ボードといいます)はジョイント処理をする場合には通常は使いませんが・・・。2重張りの捨て貼り(下張り)に使うものです。



4 柱型や壁の出隅部分には、樹脂製または金属製のコーナー補強(テープやコーナービード)を設置します。もちろん、いれないこともありますが、補修した部分は後で「もの」が当たるとすぐに欠けますので、コーナー補強を入れるほうが良いです。

キズ一つないように建物を引き渡すことは不可能ですが、搬入時に建具や壁・床仕上げを傷つけないように保護(養生といいます)するのは常識です。それをせずに「補修できるから問題ない」という意識の会社(または監督の個性)なのでしょう。

例えば、購入した新車に「塗装の補修あと」があったら、ディーラーが「問題なく補修してます!」と言っても、引き取りませんよね?誰でも言います。新品を購入したのに・・・、と。



5 表面がめくれた部分の全体にパテ処理をしてクロス貼りは可能です。

パテの剥離により、クロスが浮くことはあり得ます。

クロス貼り替えが可能かどうかはわかりません。下地のボードも同時に張り替えになるかも知れません。

なお、通常は、2-5%程度の「ロス」は最低でも積算しますから、採算が厳しいといった事情は言い訳にもなりません。2・4と同様にプロ意識のない施工管理と施工がされている証拠です。







プラスターボードは安価な下地材です。そのために簡単に破損します。その分加工がしやすい材料として

使われます。



ジョイント部分やコーナーは掛けやすいし段差がつきやすいのでクロス屋さんがパテ処理します。



あまり過剰にならないほうがいいと思います。



極端に下地が悪ない限り クロス屋さんがきれいに仕上げてくれます。



無理なクレームまがいを言って人間関係がおかしくなるよりも



施工会社にお願いしますねと信頼の言葉を掛け、心配なら現場で職人さんに相談をするほうが



いいのではないでしょうか?







スクエアエッジのPBって韓国かどっかの輸入物でしか

見たことがないんだが・・・・・

多分ジョイントボードと間違っているのでは?

パッと見た目は角が直角に見えますし。

また一般木造住宅では主流はベベルボードです。

しかしプレハブだとジョイントボードだったような・・・・

角が欠けてるから直せと言うのは建築屋からすれば

要注意人物扱いとなります。

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