タンノイのプレステージシリーズの現行商品(ターンベリーSE辺り)の購入を考えているんですが、質問です。
昔から、タンノイのスピーカーのエッジはポリウレタン素材だから劣化が激しく定期的な貼り替えが必要だと言いますよね?
しかし現行モデルではエッジに関して、パンフレット等にコットンクロス素材のハードエッジタイプと表記されています。
これは、現行モデルでは長年続けてきたポリウレタンエッジは止めたという事なのでしょうか?
またコットンクロス素材のハードエッジの場合は、劣化をそんなに気にしないで貼り替え無しで長期間使い続けれるものでしょうか?
織布エッジは使用時間にもよりますが長期間の使用に耐えられます。ウレタンとは比較になら無いくらい持ちますので10年くらいでは交換することは無いと思います。ただ他のメーカー品では過去に、芯を覆っているゴム質の塗料が剥げ落ち素材がむき出しになったケースはあります。しかし破れはしません。ハードエッジにしても音質的には変わらないと思います。
ターンベリーSEの私なりの評価は、高域の伸びはかなり優れています。低域は文句なく重低音まで再生しているので低域のストレスは感じません。中音はツイータとの繋がりもスムースで滑らかです。迫力ある音を再生できます(特にパーカッション、ペット、サックスはドキッとするくらい○)。エンクロージャの造りはやはり卓越していて質感、重厚感、高級感は他に類を見ないほど特別なものだと思います。ネットワークも品質的に良いものが使われているためかトラブルを聞いたことがありません。しかしいいことばかりではありません。中高域の歪は目立ちます。特にピアノ、オーケストラのバイオリンはざらつく事もあり、長時間のリスニングは疲れる方もいます。ホーン構造と吸音材、エンクロジャーの材質構造によるものかと思いますが、若干音色がつきます。人によってはこの音色に好き嫌いを感じるかもしれません。中域の解像度は少し劣ります。この辺を意識して試聴されるとターンベリーSEの良さがもっとわかるかも知れません。
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